新聞社は基本的に、面接官が最低2人からの個人面接が主流だと思います。回を追うごとに面接官の人数は増え、年齢が上がります。面接の回数は少なくとも3回以上あります(全国紙)。2、3回目から社によってはディスカッションを取り入れたり、模擬取材を行わせたり、1泊2日で支局体験させるところがあります。
それぞれ受けるところはどうなっているか調べ、準備をすることが大切だと思います。準備といってもこのような形式の試験になると一朝一夕にはいきませんし、第一そこまで進むのに結構大変だったりするので、まず筆記試験や一次面接を通ることに全力を向けるべきだと思いますが…。
最初の面接はデスク、次は部長レベル、最後は役員レベルといったところでしょうか。とにかく緊張します。にこやかでリラックスさせようと努めてくれる人だといいのですが…。年齢があがるにつれてしかめっ面が多くなるような気がしないでもないです(個人的な感想です)。
控え室の雰囲気が一層緊張させます。自分の人生の比較的大きな部分を左右する審判をライバルに囲まれ静かに待つ。ある人は新聞に細かく目を通し、ある人はせわしなくペットボトルを口に運びます。毎日新聞の一次面接の控え室で私の正面に座った男性は、メモを何回もかばんの中から取り出しては、口ずさんでいました。面接の答えを反芻していたのでしょう。体格のいいスポーツマンタイプの人だったのですが、一番ドキドキしているようでした。
別の面接の控え室では、日に焼けた少し軟派な雰囲気の男性が脚を組んで待っていました。悪態とまではいかないものの、まるで喫茶店か家にでもいるような様子。にもかかわらず係りの女性が彼の名前を読み上げるやいなや、挨拶だけなら合格というような立派な返事で颯爽と面接室に入っていきました。面接官への挨拶や退室する際も文句ない返事と背筋のピンっと伸びた見事なお辞儀を披露していました。残念ながら以上の御2人とはそれから会うことができませんでした。蹴ったのかもしれませんが。
私は控え室ではいつも周囲の人たちを観察してました。余裕があるわけでは全くないですが、さりとて今さら頭を巡らしても結果に大きな違いがでるとは思わないからです。本番では用意した答えとまったく違うこと、普段思っていることと真逆のことを話してしまうことはよくあることだと思います。むしろ、暗記したことをスラスラ話しても「話を聞くことのプロ」である記者が面接官なのですから、見破られるのがオチです。
志望動機などの重要な質問に対する答えだけ自分の主張のコアを掴んでおいて、それをその場の言葉で表現するという風にすべきだと思います。あとは何を聞かれるか分からないですし、質問を過剰に予想し不安がるのではなく、日ごろからニュースに接し、受験先の会社や業界について研究し、自己分析を進めることが面接にパスする近道だと思います。
面接室内だけでなく控え室から失礼のないようにし、最低でも相手に不快感を与えないようにすることはいわずもがなです。控え室まで見ない、と採用側は言うかもしれませんが、ホントのとこはどうだか分からない、くらいの用心をもって臨むべきだと思います。
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